院長ごあいさつ

院長ごあいさつ

院長 内藤 孝司

医師略歴

院 長 内藤 孝司

平成5年3月
 愛知医科大学卒
・標榜診療科目
 耳鼻咽喉科 気管食道科 アレルギー科
・専門医
 耳鼻咽喉科専門医
・認定医
 補聴器相談医(認定医)
・所属学会
 日本耳鼻咽喉科学会 耳鼻咽喉科臨床科学会
 口腔咽頭科学会 日本東洋医学会
 日本アレルギー学会
 小児耳鼻咽喉科学会


柊みみはなのどクリニック アレルギー性鼻炎専門のHPをご覧いただきありがとうございます。

アレルギー性鼻炎は耳鼻咽喉科領域の代表的な病気です。日本人の4人に1人はスギ花粉症とも言われています。大変多くの方が悩まれているのではないでしょうか?
最近は3歳以下のお子様でも珍しくないぐらい低年齢化も進んでいます。
アレルギー症状がひどい方ですと、副鼻腔炎を合併したり、鼻づまりで眠れなくなり日常生活に大きな支障をきたすケースがあることも事実です。
私が勤務医時代から、様々な患者さんのアレルギー性鼻炎の治療に携わり、そしてクリニックを開業してからも多くの患者さんのアレルギー性鼻炎の治療に携わって改めて感じることは、「アレルギー性鼻炎は患者さんと相談しつつ、正しい治療法をしっかりと行えば症状を改善し、快適な生活を送ってもらうことができる」ということです。

アレルギー性鼻炎に関しては現在様々なサイトがあり、じつは当初は私は作成に気乗りがしませんでした。
ただし、花粉症に関しては国民病と言われるぐらい多くの患者さんがいらっしゃいますが、患者さんの中には効果がほとんどない怪しい花粉グッズや危険な民間療法(しかも病院に行くより高額だったりします・・・)に手を出しているケースや誤った情報を信じている方が多数いらっしゃいました・・・。
また、同じ医師として遺憾ではありますが、副作用が大変重く危険な強力ステロイド(ケナコルトなど)の筋肉注射を行う医療施設が未だにあることも大きな問題点です(副作用がひどいため、耳鼻咽喉科学会やアレルギー学会で禁止勧告されている治療方法です)。

これではいけないと思い、患者さんに少しでも多くの正しいアレルギー性鼻炎に対する知識を得ていただき、それぞれの鼻炎の原因や治療の方法・期間を得ていただくことができればと考え、当院で一緒に勤務している川口仁医師の協力のもと、このアレルギー性鼻炎サイトを作成するに至りました。
このアレルギー性鼻炎サイトは、最近話題の舌下免疫療法やあまりネットでは見かけないお子様に対しての治療や対策も作成致しましたので、ぜひお子様をお持ちの親御さん方にもご覧頂きたいと思います。

アレルギー性鼻炎は現代の日本人は、小児でも発症しやすいものです。かかりやすい病気であるからこそ、アレルギー性鼻炎という病気をご理解して頂き、私たち医師と一緒に相談しながら治療を行い、快適な生活を送ることができたら医師として本望です。また、アレルギー性鼻炎は耳鼻咽喉科特有の病気で、診断・治療方針の決定には耳鼻咽喉科の専門知識が不可欠です。3月などスギ花粉症の方で混雑する時期は特に耳鼻咽喉科は受診したくないものですが、アレルギー性鼻炎が疑われる場合は、他の非アレルギー性の鼻炎(血管運動性鼻炎好酸球増多性鼻炎と鑑別したり、副鼻腔炎の合併を見落とさないことなどが重要なので、全国の耳鼻咽喉科専門医のいる医療機関を受診されることをお勧めいたします。

アレルギー性鼻炎のドクター毎の治療法の違い

当クリニックには名古屋大学医学部や名古屋市立大学医学部をはじめとして、他の大学に所属する耳鼻咽喉科専門医も診療にあたっています。よって、アレルギー性鼻炎治療に対しての見解の相違もときにあります。ただし、治療というものは完全な正解となるものはないので、それぞれのドクターが自身の知識・経験に基づいてプライドを持って診療を行っています。そういった方針の相違があることを踏まえた上で、このアレルギー性鼻炎サイトをご参考いただき、皆様のアレルギー性鼻炎に対する理解が一層深まれば、これに勝る喜びはありません。